英検2級に合格するためにはどのくらいの勉強時間が必要でしょうか。
体験談や難易度を元にして勉強時間を推定します。
英検2級の難易度
英検(実用英語技能検定)には、7つの級があります。
以下、公式ページによるレベルの目安です。
級 | レベルの目安 |
---|---|
英検5級 | 中学初級 |
英検4級 | 中学中級 |
英検3級 | 中学卒業 |
英検準2級 | 高校中級 |
英検2級 | 高校卒業 |
英検準1級 | 大学中級 |
英検1級 | 大学上級 |
英検2級のレベルは、高校卒業程度です。
高校3年の英語教科書レベルを想定してください。
中学校の英語教師になるために必要な英語力が英検2級だとされます。
日本の大学生のほとんどは英検2級の実力がありません。
最近は英語力のある人が増えているせいもあって、英検2級は過小評価されていますが、しっかり準備しないと合格できないレベルです。
英検2級の二次試験から難易度に迫る
英検2級の二次試験では、「音読、質疑、イラスト説明」の他に、以下の問題が出されます。
「ペット産業」「新しいエネルギー」といった社会性のあるテーマを渡され、それについての意見を英語で述べなくてはいけません。
要するに、「高校レベルの英語の筆記問題をマークシートでなんとか埋めて、ぎりぎり6割7割で合格」というのは通用しません。
学校英語の授業ではまず身に付かないスピーキングが問われるわけです。
英検2級の推定勉強時間
英語が得意な人は200時間
英語が得意だといっても個人差がありますが、仮に、英語が得意な高校3年生だとします。
毎日1時間勉強するとして、6ヶ月間ほどの勉強時間は確保しておいた方がいいです。
英語が苦手な人は600時間
英語を苦手とする人が英検2級に受かるためには、毎日欠かさず1時間勉強しても1年では難しいです。2年近くかかることでしょう。
フルタイムで毎日勉強できる人はほとんどいないと思いますので、年単位での計画を立てる必要があります。